事案の概要
Cさんは、一人の子供を持つお母さんです。元夫と約4年前に離婚した際、離婚調停で養育費の支払を合意しましたが、数回支払った後、支払はストップしました。Cさんは、諦めかけていましたが、子供が大きくなるにつれて、子供の将来のためにも約束した養育費をしっかり支払ってもらいたいと考えるようになりました。そこで、知り合いの方を通じて、相談にいらっしゃいました。
回収対応
元夫の居住先が不明であったため、住所調査から開始しました。調査の結果、元夫の新住所が判明するとともに、住所地の不動産の登記から、口座を開設している預金口座を把握することができました。そこで、離婚調停の和解調書をもとに、判明した預金口座に差押えを行いました。差押え後、元夫から連絡があり、滞納していた養育費全額とそれに対する遅延損害金の支払の申入れがありました。その後、約束通りの支払があるとともに、以降、約束した養育費が毎月支払われるようになりました。